◇外壁ALCパネルの補修改修支援ノウハウ・塗装・防水・シーリングのリフォーム◇

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■ 4.外壁の経年劣化とは!? ■

        外壁の経年劣化とは5、10、15、20年と長い間に外壁の性能が
        衰えることを指します。現在のところ永久不変の外壁材は残念
        ながら生産販売させておりません。どんな外壁材でも長い間に
        は大小さまざまな劣化が起こることになります。

        外壁の劣化は物理的なものから化学・生物的な要因、施工ミス
        まで含めると起因はさまざまで、また個々が複合連鎖 し原因を
        わかりづらくしています。ALC版のような無塗装品の場合、この
        ほかにシーリング・仕上げ塗材が関わってきます。

        その塗装材についてですが、品種の多さにはびっくりします。
        アクリル、ウレタン、フッ素、透湿系防水被膜、イオン、ガラスコ
        ート、光触媒、抗菌など車のワックス製品のコピーをみているよ
        うです。一体どれを使っていいのか、迷いますね。選定の際は
        必ず各塗装メーカーの適合下地部材表をみてALCが明記され
        ていることを確かめてください。

       「高価」イコール「最適部材」とは一概に言えません。

       こと、「 ALC改修 」の塗材選定となると

       「既存塗膜との適応性はもとより、
       表面脆弱層をどう修復強化させ適応できるか」
(コチラを参照)

       がとても重要な鍵となります。

       「色は何にしますか、 折角ですから明るい色にしましょう」などと
       ALCの改修打ち合わせを一言で済ませてしまえる業者は十分な
       専門調査を終え修繕確証を得た熟練のプロか、ALC特性を全く
       知らない楽観的な業者かのいずれかと言えます。詳査判断の上、
       最良の改修が施されることを祈ります。

1.外壁材それぞれの劣化

ALC以外の外壁材については情報の確実性また公平性を保つため(=管理人の勉強不足)、各専門サイトにて各自お調べくださいますようお願い申し上げます。検索サイトにて以下のキーワードなどを参考になさるといかがでしょう。

[ 検索キーワード ]
        モルタル、 漆喰、 珪藻土、 塗り壁、
        金属系サイディング、 窯業系サイディング、
        木質系サイディング、 押出成形セメント板、
        タイル、レンガ、ブリック、ホーローパネル、
        セラミック、羽目板、etc

2.ALCの劣化

ALCの経年劣化は無機質原料である点から長期安定性の高い材料と言えます。しかし、前述の通り劣化はすべての外壁材でおきます。ALCも、いろいろな劣化要因により性能が低下致します。まずALCの改修を行ううえでどのような劣化がALCに起こるのか、ご覧いただきましょう。


1.ALC外壁の劣化実例

目地に沿ってひび目地に沿ってひび     ・パネル本体の劣化
         ひび割れ、欠け、浮き、鉄
         筋露出、表層脆弱化




塗膜がはがれている塗膜がはがれている     ・仕上げ塗装
          汚れ、変退色、光沢度低
          下、白亜化、磨耗、
          ひび割れ、ふくれ、はがれ、
          付着性低下              




手で触ると白い粉?手で触ると白い粉?     ・仕上げタイル張り
        ひび割れ、欠け、浮き、
        剥落




浮き・切れ・破壊浮き・切れ・破壊     ・シーリング材
        汚れ、ひび割れ、肉や
        せ、白亜化、
        仕上げ材の浮き、切れ、
        被着体の破壊




換気口腐食と汚れ換気口腐食と汚れ     ・外壁付属物の取り合い部
        取付アンカー類の緩み、
        抜け落ち





2.原因を探る

       残念ですが、すべての原因をここで説明することはでき
       ません。建物・気候・生活スタイル・周辺環境等、完全に
       一致する物件はありません、前述のように、
       複合的起因である場合が多く破損箇所が表面上同じに
       見えても原因まで同じと判断するのは危険です。
       不必要な工事や費用を掛けない為のガイドラインとして
       「よくある質問集」「情報交換」の項を参照にして
       みてください。



サッシ左上のひびサッシ左上のひび ・サッシまわりでなぜひびが入るのか。







目地端部の浮き目地端部の浮き ・浮きはなぜおきるか。







劣化末期ですね劣化末期ですね ・コーキングの切れはなぜおこるか。







      
       

       上の3事例をとってしても答えはひとつではありません。
       個々の症状に対する原因や対処法は
       「お問い合わせ」「非公開個別相談」で出来る限り
       お答えしています。どうぞご利用ください。
       
3.放置しつづけるとどうなるのか。

       「この症状がでたらこう直す」、はよく書かれています。
       では、そのまま放置し続けるとALCは一体どうなるので
       しょう?

       仕上げ材のシーリングや塗装もしない状態のALCを数年
       間放置した状態をわざわざ確認すること自体「意義」があ
       るかどうかは賛否ございましょう。
       特に売り手が見せるということは必要以上、客に危機感
       をうえつけ改修意識を煽るようにみえてしまうでしょうし、
       むずかしいところです。

       しかしながら、本来数十年使える材料をわずか数年で廃
       棄処分、ローン20〜25年で組んだりしていたら尚更割り
       切れません。廃棄した車のローンを払い続けてるのと同
       じ?

       余談でした。極論は「土に返る」(〜ALCを顆粒状に粉砕
       ししたものが肥料に利用なんかもされています〜)なんで
       すがそれでは家屋改修保全からあまりに離れてしまいま
       すので、その一歩手前の状態を見てもらいましょう。

実験:土留め8年実験:土留めで8年 角が風化したように崩れているのは壁内に浸透した水分の冬期凍結融解内部鉄筋発錆体積膨張による剥落と炭酸化による強度低下・表層脆弱化が主な原因だと思います。

実験:焼却炉火除で8年実験:焼却炉防壁で8年 実験ですから全体で劣化状態を目視できますが実際の不良箇所では仕上げ材の下に隠れ見えないことが多く表面の再塗装だけでは本質的問題解決に至らない場合があります。ここからも事前調査の重要性がご理解頂けることと思います。


    

繰り返し言います。
       上の2枚の写真は仕上げをせずに放置した実験です。
       実際の建物ではALC標準施工要綱・建築基準法等に従
       い正しいALC施工と仕上げが施されておりますので写真
       のようにはなりません。ご安心ください。

       専門の技術施工改修保全によりALCはさらに数十年建
       物を守り続けます。
       
       が、それには定期的な補修メンテナンスが必要です。
       その時期をどう判断するか・・・、
       
       『現状のまましばらくいけるのか、補修するのか、
        張替えなければならないか、構造材の補強を
        しなくてながく持たせる定期補修の間隔は?』

       その判断そのものは各地域、建物調査会社または
       専門業者の現場ごとの調査結果に頼らざるを得ま
       せん。しかし、どの時点でその調査依頼するか、
      は自ら決断しなければなりません。


       ALCも劣化し不変ではないこと、 しかし、
       メンテすることさらに数十年間家を守れる建材

      
       ちょっと認識してもらうだけでリフォーム業者が提出
       する見積にこちら側からの提案もできるはずです。
       おなじ予算でもその内容、費用対効果は断然違った
       結果が期待できます。

              *************ページ文頭に戻る**



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